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2011.08.09 Tuesday

子宮がんの広汎性子宮全摘手術とは

子宮筋腫だと思って検査したら子宮頚がんだった

女性特有のがん子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因であることがわかっている。HPVは性体験のある女性なら6〜8割の 確率で一生に一度は感染するというありふれたウイルスで、ストレスや病気などで免疫力が落ちていると“前がん”状態になり、さらにがんへと変異する場合が ある。

 乳がんと同様に、このがんに関しても日本人女性の検診率は低く、無料で検診を受けられるクーポン券の利用者は2年間で24.3%にとどまっている。

 受診を先延ばしにしているうちに、取り返しのつかない経験をした人がいる。女優の洞口依子さん(46)だ。

 洞口さんは2004年、38才のときに子宮頸がんの宣告を受けた。

「その前の年の夏ごろから生理不順が続いていたんですが、夏の疲れやストレスのせいだろうと思い込んでいたんです。そのうちに生理以外のときに出血 があり、痛みも出始めました。それでも病院に行くのが嫌で、ネットなどでいい病院を探したりはしていたものの、ずるずると先延ばしにしてしまって。やっと 病院に行ったのは年が明けてからでした」(洞口さん)

 自分では子宮筋腫だろうと思っていたが、検査の結果は子宮頸がん。すでに腫瘍がかなり大きくなっており、広汎性子宮全摘手術をすすめられた。

「広汎性子宮全摘手術は、子宮だけでなく卵巣、卵管、膣の一部、骨盤内のリンパ節までを一度に切除してしまう大手術で、医師の説明を聞いていて、思わず固まってしまいました。いつか夫との子供を産めたら、と漠然と思っていましたが、断念するしかありませんでした」(洞口さん)

 2004年2月、洞口さんは8時間に及ぶ手術を受けた。しかし、後にリンパ節への転移が見つかり、放射線治療と抗がん剤治療を続けて受けることに。退院後もホルモンバランスの崩れによって20kgも太ったり、うつ状態やパニック障害にも悩まされたという。

2011年8月9日 女性セブン2011年8月18日号

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