がんが治った、ガンを治す最新治療法と新薬

がんの最新治療法と、ガンの抗がん剤新薬情報です。
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2017.09.22 Friday

胃がん効果が持続する抗がん剤新薬

進行胃がん、食道胃接合部腺がんに対する抗がん剤新薬の臨床試験に良い結果が報告され、新たな特効薬の登場が期待されつつある。

新しい抗がん剤は、米Merck社が開発中のキイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)。

2回以上の前治療歴のあるがん患へ新薬の単独療法を実施したところ、非常に良い結果が得られたとのこと。しかも、 臨床試験では効果が確認されただけでなく、効果の持続もデータとして得られた。

この新薬は、胃がん、食道胃接合部がんだけでなく、 食道がん、大腸がんに対しても、臨床試験を開始している有望な新薬候補であり、近々に抗がん剤新薬として承認申請へ向かう治療薬候補としての期待が高まっている。

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2017.09.05 Tuesday

671もの劇的効果の新薬が最終段階へ

世界中で臨床試験の最終段階を迎え、近々に利用可能となる新薬が671もあり、その半数近くが抗がん剤の新薬で、それぞれが劇的な効果をもたらす可能性が高いことがわかった。

世界で臨床開発段階にある医薬品の臨床試験状況を米国研究製薬工業協会(PhRMA)が取り纏めて発表したのだ。

それによると、世界で臨床開発段階にある医薬品開発のプロジェクトは9404。
そのうちの74%が「画期的新薬」になる可能性があるとされた。
抗がん剤の新薬を含む分野だけで4000件以上のプロジェクトが進行中なのが心強い。

進行中の治験の段階別に見てみると、画期的新薬となり得るプロジェクト数は、

  • フェーズ1の3723プロジェクトのうち3073プロジェクト(83%)
  • フェーズ2の4424プロジェクトのうち3205プロジェクト(72%)
  • フェーズ3の1257プロジェクトのうち 671プロジェクト(53%)
    • となっている。


      全世界での9404プロジェクトのうち6949(74%)が"画期的新薬"になり得ると報告されたのだ。

      がんを駆逐できる画期的な抗がん剤新薬は続々と開発中であり、そのゴールが近いことを実感させる素晴らしい報告と言えよう。

19:09 | - | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2013.12.17 Tuesday

がんを増殖させる抗がん剤

がん治療に際して、ある種の抗がん剤を継続的に使用すると、 グリオーマと呼ぶ脳腫瘍が増殖し易くなってしまうことが、解明された。

問題となった抗がん剤は、脳腫瘍の治療に使われる「テモゾロミド」。

脳瘍を手術で切除した後にがんが再発した患者に 抗がん剤「テモゾロミド」を使い続けると、 特定の遺伝子変異が発生する。 さらに抗がん剤治療を続けると、この遺伝子変異のがん細胞が蓄積してしまい、 再発時に腫瘍の増殖に関する信号伝達を活発にしてしまうのだ。

つまり、抗がん剤の使用中によって、 遺伝子の変異が修復されずに残り、脳腫瘍が増え易くなってしまうのだ。

抗がん剤「テモゾロミド」には、 がんを小さくする効果があるのだが、使い方の工夫が不可欠になったと言えるだ ろう。

抗がん効果はある一方で、継続使用すると逆のがん増殖効果を持つようになると いうのは、一考を要するだろう。抗がん剤は、一定期間投与したら、 別の抗がん剤へと切り替える等の使い方の工夫が必要なのだ。

がんを増殖する抗がん剤の"副作用"に関する論文は、 東京大学と米カリフォルニア大学サンフランシスコ校がまとめ、 米科学誌サイエンスへ発表された。

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